ロックダウン後の生活:コロナパンデミック後のホテル再オープンへの準備

世界中の様々な国でホテルを一般に開放できる日付が発表されました。そのためホテル経営者は現在のガイドラインに従った変更や改善を施設に適用するように急いで準備しています。これらのガイドラインの詳細を確認して、どのように各国がホテルや観光客の安全を保つための準備をしているのかを調べてみました。

米国では、従業員とゲストの両方へのテストとスクリーニングに重点が置かれています。US Travel で作成された資料の 1 つ によると、以下の点が提案されています。

  • 従業員は病気の場合は働くべきではなく、症状がある場合には自己隔離するべきである。
  • ホテルは症状を説明し、体調が優れない旅行者は家に留まるよう促す標識やゲストへのコミュニケーションを増やす必要がある。
  • スタッフまたはゲストが検査により陽性であることが判明した場合の疾病対策予防センター(CDC)の指示に従った手順を確立し、それを厳密に遵守する必要がある。

欧州連合は、ホスピタリティ関係の施設のための健康対策の手順を概説した白書を書いています。その指針と提案をまとめると以下のようになります。

  • スタッフは症状について知り、基本的な予防と管理対策について訓練されている必要がある。
  • 可能な限りスタッフは自宅から職務を行うようにする。しかしながらそれが不可能な場合は、物理的な接触を減らすための対策を検討する。
  • ゲストの到着、滞在、出発についての対策は、現地の公衆衛生当局からの指示に従う。
  • ゲストが集まる可能性が高い共用エリアでは物理的な距離を空けるようにするべきである。
  • 清掃と衛生についての保護となる措置を考え、スタッフとゲストに伝える必要がある。

この状況が続く限り、誰もが安全で保護されていると感じたいはずです。

これらの推奨事項を実際のホテル運営でどのように実行に移すことができるでしょうか?私たちの調査によると、多くのホスピタリティ施設における以下のような変化が一般的になるであろうと思われます。

  • 新型コロナウイルスにより、支払い方法の現金からデジタルへの切り替えが早まるでしょう。多くの場合、ゲストの到着前に支払いが済まされるようになり、それに合わせてゲストに有利になるようなキャンセルポリシーも付くことでしょう。
  • チェックインの手順では、ドアマン、ベルボーイ、チェックインスタッフが居なくなることが予想されます。これらは、非接触型チェックインや時間差によるチェックインにとって代わられ、他の人との接触を減らしたり、部屋の徹底した清掃のためにより多くの時間を掛けられるようにされることでしょう。 
  • 多くの場所での体温チェックが普通になり、ゲストに安心してもらうために、無料のマスク、手の消毒液、さらに手袋が共有エリアで使用されるようになるでしょう。
  • 食べ放題のブュッフェスタイルの朝食は、前日の夕方にメニューから予約する朝食に取って代わられることでしょう。多くのゲストが自分の部屋で食事をするようになり、ホテルの中にはトレイチャージを無くすところもあることでしょう。
  • 可能であれば、飲食の場は屋外パティオエリアに移転され、キッズプレイエリアも屋外になるでしょう。
  • 多くのスパがパンデミックの間中断されたままになるようですが、一部のホテルのレジャーセンターやジムは営業しています。それらでソーシャルディスタンシングを維持するために、事前予約が必要になるかもしれません。また、スイミングプールでは一方方向にのみ泳ぐことができるレーン制度が導入されるかもしれません。

完璧な解決策ではありませんが、上記のような内容を採用するならゲストにより安心感を持ってもらえることでしょう。この状況が続く限り、誰もが安全で保護されていると感じたいはずです。ゲストの信頼を高めていくことには確かに長期的な益があることでしょう。そして確かにそれほど重要なことは他にありません。