客室の利用可能状況は、Sirvoyとチャネルの間でほぼ瞬時に同期されますが、一つの部屋を複数の予約チャネルで同時に販売する場合には少なからずダブルブッキングのリスクが発生します。ここにオーバーブッキングになり得る要因を挙げますので、オーバーブッキングを防ぐガイドとしてご利用下さい:
- 同時に予約される場合。最後の部屋が貴施設のウェブサイトと他の予約チャネル上で同時に予約されることがあります。
- ルームタイプの誤ったマッピング
- 予約サイトのルームタイプに設定してある異なる料金タイプをそれぞれSirvoyのルームタイプにマッピングする場合には、それらのSirvoyのルームタイプ全てに同じ部屋が登録されている必要があります。そうしないと、空室状況が正しく更新されず、オーバーブッキングが発生する原因となります。
- 予約サイトのルームタイプの各料金タイプ用にSirvoy側で複製のルームタイプを作成することが助けになります。例: 「ダブルルーム」という予約サイト側のルームタイプに、通常料金、朝食込み料金、キャンセル可能料金という3つの料金タイプを設定するとします。
- Sirvoyにて、「ダブルルーム」というルームタイプを1つ作成し、このルームタイプの部屋を全て登録します。
- 「ダブルルーム」の複製のルームタイプを2つ作成して、それぞれに「ダブルルーム – 朝食付き」と「ダブルルーム – キャンセル可能」という名前を付けます。
- 予約サイト側の3つの料金タイプをそれぞれSirvoyに作成した対応するルームタイプにマッピングします。
3つのルームタイプで登録されている部屋全てが正しく共有され、空室状況も正確に反映されます。
- 入った予約を予約されたルームタイプの部屋から他のルームタイプの部屋にSirvoy内で変更した場合。このような変更はチャネル側に反映されない為、Sirvoyとチャネルの間で利用可能状況が正しく同期されていない状況につながり、結果としてオーバーブッキングが生じることがあります。ルームタイプを変更する場合には、必ずチャネル側から行うようにして下さい。
予約チャネルは、オーバーブッキングになった場合には即座に予約チャネルに連絡することを期待しています。そうすることによりチャネルのパートナーサービスは貴施設との同意条件に沿っていち早く解決策を提示することが出来るでしょう。出来る限りオーバーブッキングを防ぐためには、予約チャネルで販売しない部屋を残しておくことも助けになります。