予約サイトのルームタイプとルームレート(料金)は同じではありません。ルームタイプは、実在する1つまたは複数の部屋のタイプを表します。レート(料金)は、部屋の料金のタイプを表します。例えば、「ダブルルーム」と呼ばれるルームタイプを100ドル(レートA)で提供すると同時に125ドル(レートB)で提供することもできます。

同じルームタイプを異なる料金で提供したい場合には、予約サイトにて異なるルームタイプとしてではなく、異なる「レート(料金)」として設定する必要があります。

例:貴宿泊施設には1部屋のみあるものとします。そして、その部屋を「ダブルルーム」と「ダブルルーム朝食付き」として提供するとします。その部屋を予約サイトにて2つのルームタイプとして間違えて設定すると、予約サイトは貴宿泊施設には2部屋あるものと誤解してしまいます。

その場合、ゲストが両方の部屋を同時に予約すると、オーバーブッキングになってしまいます。正しい設定は、予約サイトにて異なるルームタイプとしてではなく、異なるレート(料金)として登録することです。以下の図をご覧ください。

ヒント: 予約サイトにて少なくとも2つのレート(通常のレートと返金不可のレート)を設定することをお勧め致します。そうすることは、貴施設とゲストの両方の益になることでしょう。また、それら両方のレート(料金)をSirvoyの異なるルームタイプにそれぞれマッピングすることをお勧め致します。そうするなら、レートのどちらか一方をクローズして、もうひとつのレートだけオープンにすることができるようになります。予約サイトの異なるレートをSirvoyへマッピングする方法についてさらに詳しくは、こちらの記事をご覧ください。予約サイトのアカウントマネージャーに問い合わせるなら、どのレートが貴ビジネスの益になるか説明してくれることでしょう。