予約サイトの各ルームタイプに設定されている料金プランのうち、最低1つがSirvoyの対応するルームタイプにマッピングされている必要があります。通常の場合、各ルームタイプの料金プランの一番上に表示される「スタンダード料金」料金プランをマッピングします。

ヒント: 「スタンダード料金」料金プランと「返金不可」料金プランなどの最低2つの料金プランのルームタイプのマッピングを行うことをお勧め致します 。 そうすることで、1つの料金プランを販売停止して、もう一方の料金プランだけを販売するなどさらにフレキシブルな販売方法が可能になります。

予約サイトでは各ルームタイプに複数の料金プランを設定することが可能です。それらの複数の料金プランの一部のみをSirvoyにマッピングするか、それとも全てをSirvoyにマッピングするか、それぞれに長所と短所があります。

全ての料金プランをマッピングする場合

各ルームタイプに設定してある料金プランの数が少ない宿泊施設や、すべての料金プランをSirvoyで完全にコントロールしたい場合に適しています。

長所:

  • すべての料金プランをSirvoyから完全にコントロールできる。
  • どの料金プランで入った予約かSirvoyに正確に表示される。

短所:

  • 各ルームタイプのリストリクション(販売制限)と料金をそれぞれに設定する必要がある。

一部の料金プランのみをマッピングする場合

各ルームタイプに設定してある料金プランの数が多い宿泊施設に適しています。

長所:

  • 予約サイトの自動処理機能を使用して、マッピングされていない料金タイプを自動的にコントロールすることができます。
  • マッピングされていない料金プランは、 「親」となる料金プランから販売制限などの設定を自動的に継承し、料金設定は「親」となる料金プランから継承したものに調整を加えます。

短所:

  • Sirvoyで詳細のコントロールができない。
  • マッピングされていない料金プランが「親」となる料金プランから設定を継承する場合、「親」に紐づけられた状態となります。 例えば、その空室状況は「親」料金プランの空室状況に従います。マッピングされていない料金プランの料金をSirvoyから直接コントロールすることができない(予約サイト側で調整することは可能)。

ご注意ください: マッピングされていない料金プランでは更に以下の点で注意が必要です。

  • ルームタイプがSirvoyで予約不可に設定された場合でも、マッピングされた料金プランから販売制限を継承するように予約サイト側で設定されていない限り、マッピングされていない料金プランは予約サイトでは予約可能のままになります。
  • マッピングされていない料金プランで入った予約が予約サイトからSirvoyに反映されると、Sirvoyではマッピングされている料金プランで入った予約として表示されます。
    • 例えば、予約サイトのルームタイプに2つの料金プランが設定されているとします。「返金不可」料金プランはSirvoyにマッピングされておらず、「スタンダード料金」料金プランはSirvoyにマッピングされています。 ゲストがマッピングされていない「返金不可」料金プランで予約を入れた場合、 Sirvoyはその予約をマッピングされている「スタンダード」料金で入った予約として表示します。予約には「返金不可」料金プランの料金が反映されますが、「スタンダード料金」料金プランにマッピングされているSirvoyのルームタイプ名が使用されます。
  • マッピングされていない料金タイプの料金は、Sirvoyではなく予約サイト側で設定され、「親」料金タイプからどのように料金が継承されるかの設定を行う必要があります。