一度、領収書/請求書が印刷されると、削除することが出来なくなるため、削除する代わりに相殺する内容の領収書/請求書を作成します。

  • 領収書/請求書の詳細ページに移動し、「相殺領収書/相殺請求書を作成する」をクリックします。

新しい「相殺領収書/相殺請求書」が作成され、元の誤った領収書/請求書にリンクされます。これにより、元の誤った領収書/請求書を削除するのと同じ効果がありますが、両方の領収書/請求書は金額を相殺するものとして会計報告に表示されます。

領収書/請求書に登録されていた支払いは手動で処理される必要があります

相殺された領収書/請求書に支払いが登録されていた場合、それらの支払いは必ずしも自動的に全て元通りになる訳ではありませんので注意が必要です。PayPalやカード端末による支払いを含むほとんどの支払い方法で、手動での処理が必要になります。それらの支払いは、確認後、手動で元通りにされる必要があります。

領収書は常に支払い済みと見なされ、特定の支払い方法が選択されない限り、「領収書(標準)」として勘定科目に入力されます。これは、相殺領収書にも当てはまります。支払いの払い戻しはその他の支払い方法が選択されない限り同じ勘定科目に入力されます。実際に生じた動きを両方で反映するために元の領収書と相殺領収書どちらでも支払いを変更することができます。たとえば、PayPalを通して払い戻しが行われた場合、それをマイナスの支払いとして手動で登録する必要があります。支払いが領収書に登録されていたが、実際に支払いが行われなかった場合は、その領収書の相殺領収書を作成することでその支払いを無効にすることができます。

目標とするのは最終的に貸方と借方を一致させることです。それを達成することにより、会計の観点からしてその取引は完全に取り消されたことになります。例えば、PayPalを通じて1万円を受け取った場合は、何らかの方法でそれが返金される必要があります。