PEPPOL とは何ですか?

PEPPOLは、汎欧州オンライン公的調達 (Pan-European Public Procurement OnLine) の略称です。

請求書(インボイス)を送信するためのネットワークであり、電話のネットワークに似ています。電話のネットワークの場合、SMSを受信すると電話番号からその送り主を簡単に認識することができます。PEPPOLネットワークを介して請求書を受け取る場合にも同様です。受信者は、「PEPPOL ID」によって請求書の送信者を簡単に識別できます。

簡単に言うと、PEPPOLを使えば、世界中の企業や政府に対して安全に電子請求書を送ることができるのです。

PEPPOLへの接続をセットアップする

  1. 「Sirvoy プロ」バージョンを使用している必要があります。
  2. 「設定」-> 「支払い & 領収書/請求書」-> 「領収書/請求書モジュール」-> PEPPOLの設定 へと進みます。PEPPOL請求書に表示するBIC / IBANやBankgiro/Plusgiroを必要に合わせて入力しします。
  3. 「設定」> 「支払い & 領収書/請求書」> 「PEPPOLを使用して請求書を送信する」 へと進みます。入力した情報が正しいことを確認した後に、「保存」をクリックしてPEPPOLプロファイルを作成します。PEPPOLを使用するには、Sirvoyに貴施設のVAT番号が登録されている必要があります。(PEPPOLネットワークに既存のプロファイルがある場合でも、Sirvoyから請求書を送信するための新しいプロファイルを作成する必要があります。このプロファイルは「送信のみ」のものであり、SirvoyでPEPPOLの請求書を受け取ることはできません。) 
  • 以下の情報はスウェーデンのクライアント様のみが対象となります。 SE:ORGNR PEPPOL Schem を使用して請求書を送信したい場合には、あなたの Organization Number (SE:ORGNR) を追加してください。(ゲストのVAT 番号を使用するだけでなく、ゲストのOrganization Number を使用してPEPPOL 請求書の送付先を見つけることもできます。) このオプションは次のステップで表示されます:[請求書] > PEPPOLで送信する

請求書を送る

  1. Sirvoyの請求書にある「PEPPOLで送信する」をクリックします。
  2. 受信者の「PEPPOL ID」(例: GLN、VAT番号、Organization Numberなど)を入力し、対応する「PEPPOL Scheme」を選択します。 宛先が認証されると、請求書の送信が可能になります。
  3. 請求書の受信先から依頼された場合には、任意の入力項目を編集してください。
  4. 送信後、請求書の履歴ログから正しく配達されたことを確認してください。

ご注意ください:

  • PEPPOLを使用して毎月最大10件の請求書を無料で送信できます。それ以上の追加の請求書には、それぞれ1ユーロの料金が掛かります。
  • PEPPOLを使用して請求書を送信すると、「PEPPOLネットワークにより処理されるのを待っています」というメッセージが表示されます。 これは正常に送信されるまでPEPPOLが送信を再試行し続けていることを意味します。(最大で4週間ほど遅れることがあります)。 再送信を繰り返しクリックしないで下さい。
  • PEPPOLを使用して相殺請求書を送信する作業は、Sirvoyの相殺請求書から行います。その場合は、残高がマイナスの相殺請求書を作成し送付することで、先に送信された請求書の金額を相殺することができます。