ゲストへ料金の一部を返金する必要が生じることがあります。Stripeを使用している場合、予約詳細ページから簡単に行うことができます(こちらの記事をご覧ください)。他の支払い方法、例えば、PayPalやクレジットカード決済端末などを使用している場合には、必要に応じて手動で返金を行う必要があります。

返金を行う前に既に領収書が作成されている場合には(領収書が完成していて変更が出来ない状態の場合)、その返金額が予約や領収書、および会計報告に正しく表示されるようにするための特定の手順に従う必要があります。

以下にて、その手順を例を挙げて説明します。

10,000円の予約があるとします。支払いが行われ、領収書が作成されました。ここで、4,000円の一部返金を行い、予約と会計報告にはゲストが6,000円を既に支払い、清算が済んでいることを含める必要があります。また、正確な金額の領収書を発行できるようにする必要があります。

  1. 実際に4,000円を返金します(Stripeを使用している場合は、予約詳細ページにある赤い矢印アイコンをクリックします。これにより、予約詳細ページの「支払い金額のメモ」に自動的にその返金額が表示されるため、その後、ステップ3に進みます。)
  2. 予約詳細ページにて、「支払い金額のメモを追加する」をクリックし、「この支払い」に -4,000(マイナス4,000円)を入力して、「コメント」に返金額などと入力します。
  3. 次に、「追加オプションを加える」をクリックして、「内容を記入する」に返金と入力します。「単価」に -4,000と入力します。
  4. 10,000円で作成した古い領収書をクリックし、「相殺領収書を作成する」をクリックしてこの領収書を相殺します。
  5. 予約に戻り、新しい領収書を作成します。新しい領収書の金額が6,000円になります( -4000円の返金が追加オプションとしてこの領収書に含まれているため)。

新しい領収書が作成されると、予約内に返金が含まれており、「支払い残高」は0円、さらに正しい領収書を印刷することもできます。これで、会計報告にも情報が正しく登録されるようになります。

ヒント:上記のステップ3の時点で、「設定」 -> 「追加オプション」 -> 「新しく追加する」にて、「返金」と名前を付けた追加オプションを内部用として作成しておき「勘定科目表」の設定から勘定科目コードを決めておくことによってより正確に会計報告に反映されるようにできます。